日本陸連の対応
日本陸上競技連盟は6月4日、第61回理事会をオンラインにより開催し,6月の開催予定が延期となった第104回日本陸上競技選手権について、つぎのように決定しました.
・男女5000m、10000m、3000m障害物は12月に開催する方向で日程と会場を調整中.
・混成競技:9月26日(土)~27日(日)・長野市営
・上記以外:10月1日(木)~3日(土)・デンカビッグスワンスタジアム(新潟県)
・いずれの大会も、新型コロナウイルスの感染状況を鑑みて開催の準備や運営を進める.
そのため、参加人数や参加資格などが例年通りにはできない可能性があり,大会開催要項や参加資格などは検討中で、決定次第、発表する.
長野陸協の対応について
1)長野県高校新人:10月2日(金)~4日(日)・長野市営
北信越高校新人大会主催陸協である福井陸協様のご理解ご協力により,この大会のエントリー締切を,
長野県高校新人大会終了直後まで伸ばしていていただけることになりました。
2)東海選手権:8月29日~30日(土・日)・名古屋パロマスタジアム,<東海小学生は中止>
<出場選手選考会は8月第1週頃までに必要となる>
3)長野県陸上競技選手権(予定):10月17日(土)~18日(日)・松本
4)競技会や合宿・練習会開催の見通しについて
- 日本陸連から6月中旬に「陸上競技活動再開に向けたガイダンス」が公表されます。
- これを受けて,感染防止対策やチェックリストが遵守できるか,審判編成や競技運営が可能か理事会で審議し,競技日程等を決定・公表します。
- 同時に,県教委や開催地区行政の許可。
- 競技会へ出席可能な医師・看護師の確保・依頼。
- 受け入れ医療機関へのお願い。
- 大会後に大会参加関係者や観客から感染者が出た場合の対応,濃厚接触者等の把握方法の検討
- 感染防止対策に関する用具・物品の準備.等が必要となります。
上記の他,中体連、高体連との連携(長野陸協・地区陸協が主催しないと公認大会にはなりません。)、
また、地区・支部で開催される競技会や合宿・練習会等も、これらの方針に則り準備を進めていただくことになっています。
以上、慎重に進めるとともに、感染のリスクを軽減させるための周到な準備・対応を徹底する必要がありますし,、長野陸協だけでは解決できず、様々な機関,方々にご協力をいただかなければなりません。
競技者のみなさんは、焦らずトレーニングに取り組み、3週間を一つのスパンとし、徐々に質・量を高めてください。
特に、各ステージ最終学年の皆さんには,想像を絶するストレスがあるかと思います。前向きにとらえていただき、少しでも明るいことを考え実践しましょう。
会員の皆様,ご関係の皆様にも更なるご理解とご協力をお願い申し上げます。
(一財)長野陸上競技協会 代表理事・理事長 内山 了治